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昔から三回相続何もなし
昔から三回相続何もなし

昔から三回相続何もなし

(1)一族に三回相続が発生すると財産がなくなる?

相続税は累進税率で、現在の最高税率は55%です。過去には最高税率70%という時代もあったことから、相続が三回発生すると一族の財産は無くなってしまうとよく言われてきました。

 

(2)本当に財産はなくなってしまうのか?

では、本当に相続三回で財産が無くなってしまうのでしょうか。相続人は子供一人、相続財産以外の財産は考慮しないという前提で試算してみました。

〈1〉財産額3億円→1回目の相続後の残り2億800万円→2回目の相続後の残り1億5,600万円→3回目の相続後の残り1億2,500万円(残存率約41%)

〈2〉財産額30億円→1回目の相続後の残り14億4,100万円→2回目の相続後の残り7億4,100万円→3回目の相続後の残り4億2,500万円(残存率約14%)

このように、相続が三回発生しても財産が何も無くなってしまうというわけではありません。

 

(3)三回相続が発生しても財産はなくならないが…

財産額の多寡や相続人の数により、相続後に残る財産の割合は大きく変わります。相続税が累進課税であり、法定相続分で遺産分けをしたと仮定をして税額計算をするためです。相続人が少なく財産額が多くなると税負担は重くなります。

ただし、相続税はちょっとした工夫で減らすことは可能です。相続対策で、生前に財産を減らす(たとえば生前贈与)、資産の組み換え(たとえば賃貸不動産の購入)など、よく耳にする対策はもちろん、状況に応じてさまざまな対策方法があります。

実際に「三回相続何もなし」とならないように、税理士に相談しながら、今からしっかりと対策を考えていきましょう。

 

というわけで、「昔から三回相続何もなし」