かるた一覧

道幅は4メートルがキーワード
道幅は4メートルがキーワード

道幅は4メートルがキーワード

(1)道幅4m以上の道路に接していない土地には家が建たない?

家を建てるときには建築基準法を筆頭にさまざまな制約があり、原則として道幅4m以上の道路に接している土地でなければ、家を建てることはできません。これは、災害が発生した場合の避難・救助路の確保や、日照や防火など公共の福祉の観点から定められているものです。

 

(2)実際、ウチの家の前の道路は4mもないけれど…

道幅が4mに満たなくても、建築基準法の施行前から家が立ち並んでいる道については建築基準法上の道路とみなされ、家を建てることができる場合があります。ただし、このような土地に新たに家を建てる場合には、道路の中心線から2m後退した線を境界とみなし、その後退(セットバック)した部分には家や門・塀などを建てることができません。

 

(3)相続税申告上の評価はどうなるの?

このような「みなし道路」に接している土地は、将来的な建て替えの際にセットバックしなければならないため、建築できる面積が減ってしまいます。したがって、道幅4m以上の道路に接している土地と比較して価値が低いため、相続税評価上もその点が考慮されています。具体的には、土地の評価額のうちセットバックが必要な部分については70%の評価減をとることができます。

 

(4)そもそも、建築基準法上の道路ですらない場合もある

まれなケースかもしれませんが、そもそも建築基準法上のみなし道路ですらない通路に路線価が付されているケースもあるようです。路線価図では道幅はわかりませので、実際に現地を見に行き、市役所等で確認すると、建築基準法上の道路ではないことが判明することも。やはり、机上の評価だけではなく現地調査が重要となります。

 

というわけで、「道幅は4メートルがキーワード」