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待ったなし、申告期限は10か月
待ったなし、申告期限は10か月

待ったなし、申告期限は10か月

 

(1)知った日の翌日から数える10か月

相続税の申告は、相続の開始があったことを知った日、すなわち、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から、「10か月以内」に行うことが義務付けられています。例えば、被相続人が死亡したことを平成30年1月15日に知った場合、申告期限は平成30年11月15日となります。十月十日(とつきとおか)ではなく、10か月ちょうどなのでご注意ください。

 

(2)納税の期限もやっぱり10か月

申告したらそれで終わりか?というと、もちろん違います。「相続税」を納めなければなりません。その期限も申告の期限と同じ、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から、「10か月以内」となります。

 

(3)慌てずに納税資金のご準備を

相続税の申告及び納付期限が10か月と聞くと、「結構あるな…」と思われるかも知れませんが、それは大きな間違いです。相続財産が主に不動産しか無いような場合、納税資金が足りないケースが多々あります。その場合、不動産を売却することになるかもしれません。不動産の売却に必要な期間は、一般的に最低でも3か月から半年を見ておいた方が良さそうです。相場よりもかなり安く売る場合はその限りではありません。

 

(4)「待ってくれ」を聞いてもらえる場合とは?

相続税の申告期限の延長は、原則として認められていません。例外として特殊な事情がある場合にのみ、2か月の範囲内で期限延長が可能になりますが、基本的には期限の延長はないと考えることをおすすめします。また、期限を過ぎてしまうと、「小規模宅地の特例」などの相続税を安くできる特例が使えなくなったり、遅れたことに対するペナルティとして、本来の相続税とは別に延滞税を支払わなければならなくなるため、期限は必ず守りましょう。

 

というわけで、「待ったなし、申告期限は10か月」